両親に強引に決められ、りんが嫁いだ先―。それは女帝・当真沙千代が会長として君臨する当真財閥だった。夫は沙千代と姉・ゆきの強制支配から家庭内では発言権すら与えられていず、りんはこの異質な一族に驚きを隠しきれずにいた。そんなある日、沙千代の一声で海外に飛ばされてしまう夫。そしてりんは知る事になる。この結婚の意味を…そして、当真家に脈々と伝わる特異な性癖を…そして、ゆきの果てしなく淫らな欲望を…!