建設会社部長の笹木と妻のひかりは団地暮らし。ある朝、笹木が関わっていた横領が発覚、笹木は保身に走り、その罪を部下の染島一人になすりつける。解雇された染島は孤独と哀しみと怒りを抱えたまま笹木に復讐を誓うのだった。